棚田米の特長
棚田米が美味しい理由
棚田は、平野がなく、稲作に適さない山間部でお米を作るために生み出された手法です。山の斜面を活用することで太陽の光をしっかり吸収でき、一つひとつの田んぼの面積が狭いので手作業できめ細やかな米作りができる先人の知恵です。
山間部は昼夜の気温差や夏場と冬場の気温差が激しいため、栄養が凝縮され、旨味たっぷりのお米に育ちます。
藤本地域は南国の鹿児島でありながら冬には毎年雪が積もるほどの中山間地帯にあり、寒暖の差も激しいうえ水もきれいで冷たいので、当園の棚田米は旨味たっぷりのお米に仕上がります。
もっちりふっくらとした棚田米の「あきほなみ」
あきほなみは鹿児島県で開発されたオリジナルのブランド米で、全国にはあまり出回っていない希少な品種です。棚田で育てたあきほなみを通販でお届けできます。
あきほなみはコシヒカリとヒノヒカリをベースに10年もの歳月をかけて品種改良を加えて開発され、2010年に品種登録されました。
香り・光沢・粘りに優れ、粒も大きくもっちりふっくらした食感が楽しめるのが特徴です。一口だけでほかのお米との違いを実感できますので、ぜひ一度ご賞味ください。
7年連続「特A」を取得したあきほなみの特長
大きさ | 粒は大きめで粒揃いが良く、強い粘り気にほどよい硬さがあり、ツヤがあるのが特長です。 日本穀物検定協会の食味ランキングで、最高評価となる特Aランクを7年連続で獲得しています。 アンケート調査では調査項目全5項目のうち、外観・味・香り・粘りの4項目でヒノヒカリを上回る好評を得ました。 |
食感 | 粘りが強く、モチモチ感が楽しめます。パサつきのない、ふっくらとしたお米で、冷めても美味しくいただけるためお弁当やおにぎりにも最適です。 和食・洋食・中華など幅広いメニューと相性が良く、お寿司づくりにも適しています。 |
食味 | 香りや光沢、粘りといった食味に優れており、甘さと旨みを兼ね備えた美味しいお米です。何もおかずがなくてもそのまま箸が止まらなくなるほど噛むほどに甘味を感じるお米となっております。 冷めても美味しいので幅広いメニューやお弁当に使えます。 |
美味しいご飯の炊き方
1. お米の計量
お米は正確に計量しないと水分量との調整ができず、美味しく炊けません。
1合は150gですので、お米専用の計量カップか、キッチンスケールを使って正確に量りましょう。
1合でだいたい2人分ですが、多めに炊いて冷凍保存しておくと便利です。
2. お米を洗う
お米をボールに入れて、流水を加え、さっとかき混ぜたら、白く濁った水をすぐに捨てます。
お米は最初の段階で水を吸収しやすいので、汚れた水を吸い込む前に手早く捨てて、新しいきれいな水で研ぎ直すことがポイントです。
3. お米を研ぐ
お米を優しく握っては離すを繰り返していきます。近年のお米は精米がしっかりなされているので研ぐ回数は少なくても良いと言われることもありますが、美味しく炊くには2合以下なら40回、3合以上なら50回は繰り返しましょう。
4. 水を切る
糠を洗い落とすため、水を注いで軽くかき混ぜて捨てるというすすぎを行います。
すすぎを3回行ったらザルにあけ、水をしっかり切ってください。
浸水させる前に汚れた水はすっきりと切るのが糠臭さや濁りのない美味しいお米を炊くためのポイントです。
5. 60分浸水する
お米を浸水させる際の水の量は、お米1合あたり190gをしっかり計量して用意しましょう。
お米にしっかりと水を含ませることでふっくらツヤツヤの炊き上がりになりますので、60分を目安に浸水させます。
ひと粒とって指の腹で押した時、ぼろぼろと割れる状態が浸水ができた合図です。
6. お米を炊く
しっかりと浸水したお米は、炊飯器の「早炊きモード」で十分美味しく炊き上がります。
もちろん早炊きモードがない場合は通常の炊飯モードでも良く、こだわりのモードがある方はお好きなモードで炊いてもかまいません。
7. かき混ぜる
炊き上がったら蒸すのではなく、すぐに蓋を開けましょう。
しゃもじでお米の粒を潰さないように気を付けながら、空気を含ませるように底からひっくり返すように優しくかき混ぜます。
余分な水分を飛ばすことで、食感の良いご飯に仕上がります。
8. すぐに冷凍保存
保温はなるべく短くするのが美味しさを保つポイントです。炊飯器の保温モードでの保管や冷蔵保管より、冷凍保存がおすすめです。
炊き上がったら熱いうちに小分けして冷凍保存しましょう。
ラップに薄くご飯を広げて優しく包んだ後、アルミホイルで包んで冷凍しておくと保存状態が良くなります。