農園案内
代表あいさつ
私の家は会社員の家庭ですが、幼いころから父親の作る小さな田んぼの管理を一緒に手伝ったり冬にはタケノコ掘りを手伝ったり農業とふれあいながら育ちました。
子供の頃は当たり前だと思っていた美味しいお米や冷たく綺麗な山水でしたが、農業高校卒業後田舎を離れ暮らしたことで初めて地元の素晴らしさに気づかされました。
年々増えていく耕作放棄地、今では廃校になった小学校、空き家も年々増え続けていく中で大好きな藤本地区がこのまま衰退していくのは見たくない!と自分に何ができるか考え、農業という道を選びました。
就農当初は栽培面積を増やし、どうやったら収量を上げることができるかということに必死でした。
しかし冷たい水に朝晩の冷え込み小さな田んぼが連なるこのような土地ではなかなか当たり前の収量には届きませんでした。
そんな中で、藤本だからできる農業とは何か、この地域にあった農業とはどんなものかと考えるようになりました。今では稲刈り後に出た稲藁はそのまま土壌に返し、精米時に出たもみ殻は燻炭に、米ぬかはボカシ肥料に。
タケノコ山の管理の際に切る竹はチップにしたり山で焼いて竹炭にして土壌改良に使ったりととにかく無駄のない農業を目指しています。
それが結果的に、微生物を増やし土も肥えミネラルや微量要素成分を供給し収量、食味アップに繋がっています。
農業とは本当に奥の深い世界です。農家が100人いれば100通りの違ったやり方や考え方があり、その年の気候や土地の特性でも変わります。
そんな確実な正解のない世界が私は好きで、これからも美味しく安心安全の作物をたくさんの方にお届けできるように日々努力していきたいと思っています。
基本情報
屋号名 | 仙名農園 |
代表者名 | 仙名翔武 |
所在地 | 〒895-1203 鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野9311-2 |
TEL | 080-5246-2074 |
営業時間 | 7:00~18:00 |
事業内容 | 棚田米、早掘り筍、野菜の生産販売 |
アクセス方法
JR鹿児島本線・九州新幹線(鹿児島ルート)・肥薩おれんじ鉄道線「川内」駅から車で約30分